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Japanese(日本語) Book Available

ぼくは幽霊作家です

About the Books

ぼくは幽霊作家です
Author
キム・ヨンス
Co-Author
-
Translator
橋本 智保
Publisher
新泉社
Published Year
2020
Country
JAPAN
Classification

KDC구분 > literature > Korean Literature > Korean Fiction > 21st century

Original Title
나는 유령작가입니다
Original Language

Korean(한국어)

Romanization of Original
Naneun Yuryeongjakgaimnida
ISBN
9784787720245
Page
269
Volume
-

About the Author

Kim Yeonsu
  • Kim Yeonsu
  • Birth : 1970 ~ -
  • Occupation : Novelist
  • First Name : Yeonsu
  • Family Name : Kim
  • Korean Name : 김연수
  • ISNI : 0000000080703945
  • Works : 29
About the Original Work
나는 유령작가입니다
More About the Original Work
Descriptions
  • Japanese(日本語)

ことばでは言えない生のために??。

「世の中の出来事は過ぎ去ってしまうと口を閉じる。
 過去とは、犯人が現場に自分に有利な証拠だけを残して逃走してしまうのと似ている。」

現代韓国を代表する作家キム・ヨンスが、自らを物語ることばを持てなかった者たちの語りえない声に耳を澄まして書き上げた短篇集。

 九本の短篇からなる本作には、王朝末期の朝鮮に赴くアメリカ人、伊藤博文を暗殺した安重根、一九三〇年代の京城(ソウル)、朝鮮戦争に従軍した中国人民志願軍兵士、そして現代のソウルに生きる男女などがモチーフとして登場する。
 時代と空間はめまぐるしく変遷するが、作家はあくまで個人の内面に焦点を当て、「幽霊作家(ゴーストライター)」として一人称の語りに徹して物語る。
 キム・ヨンスの作品は、歴史に埋もれている人間を描くことで歴史に挑もうとする。つまり、小説によって画一的な〈歴史〉を解体し、〈史実〉を再構築しようとする野心に満ち、歴史書と小説のどちらがより真実に近づけるのかを洞察する壮大な実験の場としてある。

語りえない声、人の生を見つめた九つの短篇集。

Source : https://7net.omni7.jp/detail/1107137155

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