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Japanese(日本語) Article

読者に問いつづける短編小説集『もう死んでいる十二人の女たちと』は私たちに何を見せてくれるのか

About the Article

Article
https://qjweb.jp/column/58975/
Journal
QJWeb
Issued Date
October 28, 2021
Page
-
Language
Japanese(日本語)
Country
JAPAN
City
-
Book
もう死んでいる十二人の女たちと
Writer
Bak Solmay
Translator
斎藤 真理子

About the Author

  • Bak Solmay
  • Birth : 1985 ~ -
  • Occupation : Writer
  • First Name : 솔뫼
  • Family Name : 박
  • Korean Name : 박솔뫼
  • ISNI : 0000000107361667
  • Works : 3
Descriptions - 1 Languages
  • Japanese(日本語)

パク・ソルメ『もう死んでいる十二人の女たちと』 (斎藤真理子訳/白水社)は韓国で活躍する著者の作品を集めた日本オリジナルの短編小説集で、この本の登場人物たちはとにかく問う。 光州事件、原発事故、女性蔑視的な価値観から生まれる暴力。表題作ではもう死んでいる十二人の女たちが交通事故で死んだ強姦殺人犯の男を殺しつづける。フィクションを経由し、多くの短編が社会問題を扱っているが、アプローチの仕方がおもしろい。 登場人物はなく、災厄と共に淡々とつづく日々に自分たちがいるということ。問いへの明確な答えは返ってこず、問いがただ問いとして反響しつづけるような時間が描かれている。 ※この記事は『クイック・ジャパン』vol.155に掲載のコラムを転載したものです。

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