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I Met Loh KiwanEnglish(English) Book
Cho Hae-jin et al / 조해진 / 2019 / -
This poignant short novel follows North Korean refugee Loh Kiwan to a place where he doesn’t speak the language or understand the customs. His story of hardship and determination is gradually revealed in flashbacks by the narrator, Kim, a writer for a South Korean TV show, who learned about Loh from a news report. She traces his progress from North Korea to Brussels to London as he struggles to make his way and find a home in an unfamiliar world. Readers come to see that Kim, too, has embarked on a journey, one driven by her need to understand what drives people to live, even thrive, despite tremendous loss and despair. Her own conflicted feelings of personal and professional guilt are mirrored in the novel’s other characters: Jae, Kim’s romantic interest and producer of the TV show she once wrote for; Yunju, a young cancer victim whose illness she now regrets exploiting; Pak, a doctor who helped Loh in Brussels, yet suffers deep remorse over the many life and death decisions he has made for his patients. Cho Haejin weaves these characters into a story of hope and trust, one that asks basic questions about what it means to be human and humane. First published in 2011 in South Korea, this timely book won the 2013 Shin Dong-yup Prize for Literature. Source : https://www.amazon.com/Met-Kiwan-Modern-Korean-Fiction/dp/082488003X
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かけがえのない心Japanese(日本語) Book
Cho Hae-jin et al / 조해진 / 2021 / KDC구분 > literature > Korean Literature > Korean Fiction > 21st century
お母さん、聞こえますか? 私はこうして生きています。 幼少期、海外養子縁組に出されたナナは、フランスで役者兼劇作家として暮らす。 そんな彼女に突然、人生を変える2つの知らせが届く。 別れた恋人との間に子どもを妊娠したことと、韓国から来た、自分の人生を追ったドキュメンタリー映画への出演依頼と。 生みの親を知らないナナは、生まれてくる子どものためにも自分が“誰なのか”を見つけようとソウルへ向かう。そして、思いもしなかった人たちとの出会いから、35年前、駅に捨てられた暗い記憶の糸が少しずつほぐれていき……。 海外へ養子に出された子どもたち、米軍の基地村で生きた女性たち……。 現代韓国の歴史の中でなきものとされてきた人たちに、ひと筋の光を差し込む秀作長編小説。 第27回大山文学賞受賞作 韓国系国際養子のルーツ探しというこの小説の「特殊な」主題が、日本の読者の方々に「普遍的な」ものとして届くようにと、そして誰かがこの作品を読んでいるとき、生命への尊重や人と人との絆への信頼という明かりが灯ってくれたらと願っています。(「日本の読者のみなさまへ」より) Source : https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=1035
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天使たちの都市Japanese(日本語) Book
Cho Hae-jin et al / 조해진 / 2022 / -
《遠のく女にわたしは訊いてみたかった。 これからわたしはどこへ行くべきか、どこへ向かうべきなのか——。》 傷つきながらも声をあげられずにいる人、社会から見捨てられた人たちへの、“同感”のまなざしが光る珠玉の短篇集。 米国に養子に出され、十五年ぶりに一時帰国した十九歳の〈きみ〉、結婚移民としてウズベキスタンから渡韓した高麗人三世の〈彼女〉、父の家庭内暴力の跡をからだじゅうに残している〈わたし〉——。 癒えない傷を抱えた人の心を繊細に描き、世代を超えて支持される七篇の中短篇。 「韓国人男性が女性にやさしいのは知ってるわ。韓国ドラマを毎日観てるから。これからはうちの姉も韓国人よね。だから韓国の男の人が韓国人女性に接するように、同じように大事にしてあげてね。お義兄さんに望むのはそれだけ」 「韓国人と結婚したからって韓国人になれるわけではないってことを、わたしもわからなかった。たとえ運良く韓国籍を取得したとしても、わたしは端から何者にもなれない境界線に佇む人間でしかないの。結局、わたしも父も、同じ列車に乗っていたってわけね。つまり……目的地を持たない貨物列車はいまなお走り続けているのよ。わたしは身ひとつで、行き先もわからない列車の中から外を眺めているだけ」 Source : https://www.shinsensha.com/books/5266/
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光の護衛Japanese(日本語) Book
Cho Hae-jin / 조해진 / 2023 / -
疎外された者の絶望と孤独を優しく照らし、現代社会に問いかける小品集 私たちは生きるのに精一杯で、誰かの痛みに関心を持つことは難しい。でもその痛みはいつか自分に降りかかるかも知れない。困難な時代に痛みが弱者に集中せずに、分散して和らぎ健やかな社会へと向かうには、「他者」の痛みに寄り添う営みが必要だ Source : https://www.amazon.co.jp/-/en/チョ・ヘジン/dp/4779128692
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ロ・ギワンに会ったJapanese(日本語) Book
Cho Hae-jin et al / 조해진 / 2024 / -
「彼は希望を育む術と地の果てまで絶望する術を同時に鍛えなければならなかった」 脱北者の青年ロ・ギワンの足跡を辿るなかで、失意と後悔から再生していく人びとの物語。 英語版・ロシア語版も刊行された話題作 映画原作のロングセラー、日本上陸 申東曄文学賞受賞作 source: https://books.rakuten.co.jp/rb/17751755/
Translated Books
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