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4 results
  • 『文藝』86年ぶり2度目の3刷決定 韓国文学・フェミニズムを特集
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    KAI-YOU / July 16, 2019

    今回3刷となる『文藝』2019年秋季号は特集「韓国・フェミニズム・日本」。ベストセラー『82年生まれ、キム・ジヨン』の著者チョ・ナムジュさんや、直木賞作家の西加奈子さんらによる日韓作家10人による短篇競作を中心に、韓国文学ブームの立役者・斎藤真理子さんと日本を代表する翻訳家のひとり・鴻巣友季子さんによる対談や、エッセイ・論考などで構成されている。

  • 社会の規範に鋭く斬り込む、韓国アーティスト初の小説集『アヒル命名会議』。
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    PEN / February 16, 2021

    【Penが選んだ、今月の読むべき1冊】 シンガーソングライターとしても活躍するアーティストの初の小説集。漢字3文字の姓名が多い韓国で、2文字の著者は幼い頃から異端視され、性別や国籍などあらゆる枠組みに疑問を抱いたと明かす。表題作「アヒル命名会議」では、創造したものの名前について議論する神と天使が登場。「韓国人の韓国の話」では、ニューヨークから韓国に里帰りした女性が、自身が平凡な韓国人であることを嫌悪する姿を描く。人も物も、名前をもつとなにが変わるのか。社会の規範に鋭く斬り込む。

  • 様々な肩書きで自由自在に表現する言葉の実験に溢れた韓国小説(レビュー)
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    bookbang / January 24, 2021

    毎年年末に書籍の内容は評価の対象とせず“優れたタイトル”かどうかの一点で選出して表彰するイベント「日本タイトルだけ大賞」に審査員として参加しているのだが、2020年は『あやうく一生懸命生きるところだった』という、韓国でベストセラーの作品が大賞に選ばれた。審査後、他に入賞したものやエントリー作品を調べてみると韓国の作品が多く、急に興味が湧いて、1冊くらいしか読んだことのない韓国文学をしっかり覗いてみることにした。選んだのはこれまたのんきそうなタイトル『アヒル命名会議』。読んでみると……のんきとはかけ離れていた! 短編小説が13編収録されているのだが、ひとつひとつに自分の現在位置の立ち方を問われるような、帯の言葉を借りると「すべてをゼロから問いなおす」作品群なのだ。

  • 「K-BOOKフェスティバル 2021 in Japan」開催決定!
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    PR TIMES / October 01, 2021

    ■韓国文学、エッセイなど、ブームから定着しつつある“K-BOOK” 韓国の文学、エッセイから絵本、人文書までここ数年次々と刊行され、日本国内でも50万部を超える売り上げる作品も登場するなど、“K-BOOK”は空前の盛り上がりを見せています。 K-BOOKフェスティバルは、話題の“K-BOOK”をこよなく愛する人たちの「もっと読みたい、もっと知りたい」という声にお応えする本のお祭りで、今回が第3回となります。 ■今年はパワーアップの6日間開催! 出版社は昨年より1.5倍の44社、参加するポップアップ書店も昨年の2倍を超える30店舗(2021年9月30日現在)と過去最大規模での開催となります。 今年はキム・ヨンス(写真3枚目)やイ・ラン(写真1枚目)など作家のトークイベントや詩人パク・ジュンのイベント、小泉今日子(写真2枚目)による朗読など豪華なラインナップです。また翻訳者のトークや出版社イチオシプレゼン、日韓書店店主の対談、日韓音楽評論家のトークなど多彩なプログラムを提供します。