-
わら屋根のぬる村Japanese(日本語) Available
Kwon Jeong Saeng et al / 권정생 / 1998 / KDC구분 > literature > Korean Literature > Korean Fiction > 20th century > 1945-1999
あくまでものどかで美しいわら屋根の村々。その小さな村々を突然襲った朝鮮戦争。戦禍を避けて、村人たちは一家あげての逃避行を繰り広げる。活発な子どもたちは、はじめは半ば遠足気分であった。しかし、二日、三日と歩き続け、手持ちの食糧も底を突いてくると、様相は一変する。次々に襲いかかる戦争の現実、それらが引き起こす苛酷な状況に投げこまれてもなお明るさを失わず、心身の成長を遂げる子どもたち。未来を見つめて精いっぱい生きようとする、個性豊かな子どもたちの姿に、だれもが涙し、そして希望を受け取る。戦争が直接描かれず、その愚かさ・残酷さが力みなしにもの静かに語られていく。 http://www.amazon.co.jp/わら屋根のある村-Fine-Asian-Literature-正生/dp/4925108212
Translated Books
We continually collect and provide bibliographic information on overseas publications of Korean literature (translated into over 48 languages).