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    ひとり

    Japan
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    July 4, 2019
    韓国で現代文学賞、大山文学賞、李箱文学賞を受賞した作家、キム・スムの長編小説。 歴史の名のもとに破壊され、打ちのめされた、終わることのない日本軍慰安婦の痛み。 その最後の「ひとり」から小説は始まる…… 慰安婦は被害当事者にとってはもちろん、韓国女性の歴史においても最も痛ましく理不尽な、そして恥辱のトラウマだろう。 プリーモ・レーヴィは「トラウマに対する記憶はそれ自体がトラウマ」だと述べた。 1991年8月14日、金學順ハルモニの公の場での証言を皮切りに、被害者の方々の証言は現在まで続いている。 その証言がなければ、私はこの小説を書けなかっただろう。…… (著者のことばより)