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한 명

  • Author
  • Country
    Republic of Korea
  • Publisher
  • Published Year
    2016
  • Genre
    Literature - Korean literature - Contemporary fiction

Title/Author/Genre

  •  

    Title: タイトル: ひとり Rights Sold

    Author: キム・スム

    Genre: 文学/長編小説

     

    LTI Korea staff: 李善行(イ・ソネン)soyi@klti.or.kr / +82-2-6919-7731

     

    The copyright of this title has been sold. (Translation and publication supported by LTI Korea)

  •  

    Title: 《一个》

    Author: 金息

    Genre: Korean Literature, Contemporary Fiction

     

    LTI Korea staff: 柳英姝 (Silvia Yoo) yyj8711@klti.or.kr / +82-2-6919-7742

Description

  • About the book

    キム・スムの長編小説「ひとり」は過去30年間続いてきた旧日本軍の従軍慰安婦問題をテーマとし、同時にこれまで韓国文学があまり取り上げてこなかった「慰安婦」問題を本格的な文学のフィールドに引き出したものとして大きな意味を持つ作品だ。

     

    20万人ともいわれる韓国女性が強制連行され、そのうち生きて帰ったのは2万人とされる従軍慰安婦の存在は、1991年に金学順(キム・ハクスン)氏の証言によって韓国社会に知られることになった。現在まで238人の韓国人慰安婦被害者が公式に登録されており、金学順氏の証言は半世紀のあいだ包み隠されていた慰安婦の人生を韓国社会に知らせる触媒となった。その後、全国の生存者が沈黙を破って証言し、慰安婦問題は日韓の清算すべき争点として浮上した。旧日本軍の慰安婦の歴史の証言、いわゆる「記憶の歴史」が始まったのだ。しかし2017年4月現在、慰安婦は38人が存命するのみだ。

     

    時間が流れ、生存している慰安婦被害者がただ1人になったある日から始まる『ひとり』は、自身が慰安婦であったことを明かさずに生きてきたある「ひとり」のハルモニ(お婆さん)が主人公だ。80年余り前に13歳の少女だった彼女は、村の川辺で不意に現れた男らに攫われ、満州に連れ去られる。その日から、強制的に連れてこられた他の少女たちとともに日本軍によって心身を傷つけられ、性的虐待と拷問を受ける。

     

    死線をくぐり抜け、凄惨な戦場で生き残った彼女は辛い記憶を永遠に抱いたまま故郷に戻るが、もはや彼女を待つ者はいなかった。おぞましいトラウマは彼女に恥辱と屈辱感だけを残し、すでに死亡者扱いになっていた彼女はアイデンティティーすら失ったまま長い間息を潜めて暮らさなければならなかった。自身の過去が周りに知られることを恐れ、兄弟さえも避けてひとりで苦労しながら生きていた彼女は、甥の頼みで住民が出て行った再開発予定地域で名前のない暮らしを続ける。そんなある日、テレビを通じて公式の慰安婦被害者がただひとり生き残っていることを知った彼女は、世界にひとり取り残される恐怖を感じ、これまでひた隠してきた自分の存在を明かすことを決心する。ついに閉じられた世界の外へ一歩踏み出す勇気を得たのだ。

     

    彼女は人工呼吸器に繋がれ、生死の境をさまよう最後の生存者に会うためにバスに乗る。そしてその道程で、彼女は三人称でのみ存在してきた「ひとり」からようやく「プンギル」という13歳の時の自分の名前を取り戻す。彼女が最後の生存者に会いに行く道こそ、これまで彼女を縛り付けていた過去との出会いであり、当時に戻って慰安所で犠牲になったすべての「ひとり」たちに会いにいく道だった。

     

    「被害を証言できる方が誰もいなくなる時期がくるのだから、小説を通じてそのような事実を(読者に)悟らせたかったし、それが文学の使命だと思う」と執筆の動機を明かしたキム・スムは、この小説の中で300に上る慰安婦被害者の実際の証言を再構成し、ドキュメンタリーに近いほどの緻密なストーリーを完成させた。最大限のリアリティを持たせた本作は、その時代を経験できなかった読者に歴史の残酷性と内実を余すところなく実感させる。

    About the author

    1974年、韓国・蔚山生まれ。1997年に「大田日報」の新春文芸(文学新人賞)、1998年に「文学トンネ新人賞」を受賞しデビューした。短編小説集に『闘犬』『ベッド』『肝臓と胆嚢』、長編小説に『白痴たち』『私の美しい罪人たち』『編み物をする女』(すべて原題)などがある。女性、老人、養子など社会的弱者や社会から疎外された人々の物語を深く掘り下げ、人間社会の影と分裂の兆しを特有の繊細な視線で炙り出して独自の作品世界を築いてきた。2013年に「現代文学賞」「大山文学賞」、2015年に「李箱文学賞」など主要文学賞を相次いで受賞し、文壇と読者の双方から支持を得ている。

    About the translators

    同志社大学文学部、延世大学校国語国文学科修士課程卒業。2012年、キム・スム「誰も戻って来ない夜」で第11回韓国文学翻訳新人賞を受賞。広告代理店勤務を経て、現在翻訳家として活動中。

    Media Response/Awards Received

    「キム・スムは韓国や中国、インドネシアなど慰安婦被害者たちの証言を収めた書籍や記事、ドキュメンタリー映像などを読み漁り、慰安所のむごたらしい実態を生々しく蘇らせた。被害を受けた当事者の経験や発言を小説のそこここに配し、本作が慰安婦問題の客観的真実に最大限近づくようにした。」-「ハンギョレ新聞」2016年8月4日付

     

    「『ひとり』を読み進めるのは簡単なことではない。誠実な筆致で知られるキム・スムは慰安婦のハルモニらの300に上る実際の証言で一つのパッチワークを完成させた。たったひとりになった「彼女」が「もうひとりの彼女」らを記憶から呼び出し、証言は具体的な「個人」として蘇る。そして「歴史」を作り上げる。暴力と破壊、苦痛を固めた事実を借りているために、彼女たちの物語を読み進めるのは心に剃刀の刃を当てるような痛みを伴う。しかし自らを世界から隠蔽した「彼女」がついに自分の名前を取り戻した時、自然と「尊厳」という単語を思い浮かべさせられる。」-「ソウル新聞」2016年8月8日付

  • About the book

    长篇小说《一个》将笔触对准了慰安妇问题。七十多年前,十三岁的主人公正在故乡的河边抓螺蛳,不幸被几个来历不明的男人抓到了中国东北。从那以后,她就沦为日军的慰安妇,和同样被抓来的女孩子们忍受着非人的虐待。历经生死,她终于回到家乡,可残酷的创伤留给她的只有羞耻和侮辱,她不敢向别人透露自己的过去,只能独自艰难度日,过着隐姓埋名的生活。有一天,她从电视里听到了“只有一名慰安妇受害者还活着”的消息,突然产生了失去同伴的恐惧感,于是下定决心向世人透露自己隐藏至今的秘密,最后终于鼓起勇气,走出封闭的世界。小说最后,她戴着呼吸机坐上巴士,准备去见那位濒临死亡的最后的慰安妇。去的路上,她终于摆脱了仅以第三人称存在的“一个”,找回了十三岁时候的名字“凤吉”。这是与自己的过去重新相见的路,也是去见牺牲在慰安所里的所有“一个”的路。《一个》在韩国国内一经出版便引起了极大的反响,NAVER网站图书评分9.5分。

    About the author

    韩国文坛鲜有毕业于社会福利专业的作家,金息便是其一。也正因如此,她的作品中常常会出现贫苦农民、残疾人、老人、动迁户、孤儿、慰安妇等被社会遗忘的人物。金息1974年出生于韩国蔚山。通过1997年大田日报《新春文艺》,1998年《文学村》新人奖登上文坛,先后获得过大山文学奖、现代文学奖、李箱文学奖、许筠文学奖等韩国重要文学奖项。金息擅长通过各种残酷的形象和充满幻想的技法描绘社会的阴暗面以及由此带来的创伤,这一点受到评论界和读者的高度评价。他们普遍认为,金息的作品中蕴含着对这个时代人们的不安以及内心分裂的精确描写和自省。初次阅读金息的作品也许会被阴郁的文风影响,但是慢慢融入小说的节奏就会发现其中蕴含的人间大爱和悲悯。金息对我们所处的时代和人物有着独特的视角,又通过紧凑却不失优雅的语句继续缔造着“韩国文坛中流砥柱”的作品世界。其作品已被翻译成英语、中文、日语、法语、德语、西班牙语、俄语等多个语种。

    Media Response/Awards Received

    拍摄于2016年的慰安妇题材韩国电影《鬼乡》不仅在韩国,在中国国内也引发了巨大的反响。2018年,一部名为《刺青》的韩国慰安妇题材漫画又在国内引发了巨大的关注。这是因为,慰安妇的苦难记忆不仅仅属于韩国,也是中国人民心中无法忘记的痛。在小说《一个》中,金息摈弃了血泪的控诉,而是通过描写人物的内心经历刻画惨痛的历史,读来叫人无语凝噎。作家直面民族隐痛,揭开历史伤疤,显示出年轻作家的历史责任感。继《一个》之后,金息又陆续创作了三部慰安妇题材小说,分别是以女儿写给妈妈的信的形式写成的长篇小说《流动的信》,以及慰安妇幸存者证言小说《崇高凝视我》、《你期待军人变为天使吗?》。2018年,《一个》的日文版在日本出版发行。

     

     

    记忆是属于一个人的最大的武器。可以与那些一直企图抹杀慰安妇这段历史的势力对抗的唯一的力量,就是人的记忆。记忆看似无形,却会选择在某个瞬间借助肉身开口说话。这里还有“一个”,只要世界上还有最后“一个”,慰安妇的历史就不会结束。

    -文学评论家 朴慧景

     

    这是一本日本男性读来会非常痛苦的书,但是考虑到我们不能一味回避受害者的存在,所以最终决心将此书在日本出版。    - 日本 三一書房

     

    读了《一个》,似乎能体会到对世人说出“我也曾是慰安妇”这句话的那一瞬间,她们的内心会经历怎样的煎熬。           -SBS新闻记者  权爱莉

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