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10 results
  • 女ふたり、暮らしています。 キム・ハナ、ファン・ソヌ著 CCCメディアハウス 1650円
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    読売新聞 / May 30, 2021

    私はほぼ毎晩、お酒を飲む。最近は好きなお店にも行けないし、友達とも会えない。家でひとり、美味おいしいのか楽しいのかわからないまま、ぼうっと晩酌をする。だから、一番好きな飲み友達が家にいて、「最高の行きつけのバーはわが家のリビング」と言うふたりがすごく羨うらやましい。しかもひとりは料理上手、ひとりは片づけ上手と来た。なんと素晴らしい関係。  気の合う友達同士が生涯のパートナーとして生きていく。本書は、女ふたり飼い猫4匹(大家族!)の生活を綴つづったエッセイだ。ひとりでも結婚でもない、別の形の生活を模索していた元コピーライターのハナと元ファッションエディターのソヌが、40歳を目前にして、一緒にローンを組んでマンションを買って暮らす。

  • 話題の韓国エッセイには共感名言がいっぱい!
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    ELLE.jp / May 21, 2021

    ドラマに音楽にファッションに……とにかく元気な韓国カルチャー。一方で、厳しい競争の中でやや疲れを感じている人も多いよう。そのせいか、リアルな日常でつい漏らしてしまう本音のようなエッセイが続々。「あるある」名言に共感、そう、悩んでいるのはわたしだけじゃない! INDEX 思い通りにいかない!と焦る 「その年で……」と言われて心折れそう 自己肯定感で悩まされる 背中を押してもらいたい そろそろ家族がほしいけど……

  • 【週刊文春WOMAN 目次】小室佳代さん密着取材一年 小誌記者に語った息子の子育て、金銭トラブル、眞子さまへの尊敬/特集ジェンダー&フェミニズム/香取慎吾表紙画第10弾
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    文春オンライン / June 22, 2021

    表紙画 香取慎吾 いつもの女性誌には載ってないこと。 いつもの週刊文春にも載ってないこと。 香取慎吾 描き下ろし表紙画第10弾! 香取慎吾ロングインタビュー #愛 Love そんな感じで僕は生きてきた <特集>ジェンダー&フェミニズム 赤木雅子×中島京子 女が国家に「声」をあげるとき ブレイディみかこ 「アナーキック・エンパシー」で伊藤野枝的嵐を 上野千鶴子 在宅ひとり死の提唱は、究極のフェミニズムです 井手上漠 性別って何でしょうか?〝普通〟って何でしょうか?

  • 「女ふたり、暮らしています。」インタビュー 「結婚適齢期」なんて必要ない!ローン組んで猫4匹も一緒
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    好書好日 / June 27, 2021

     女性同士の絆や連帯「シスターフッド」をテーマにした小説や映画が増えました。韓国の人気コピーライターと元ファッション誌編集者が、2人の共同生活を書いたエッセイ『女ふたり、暮らしています。』(CCCメディアハウス)は、単に友人同士のシェアハウスにとどまらず、一緒にローンを組んでマンションまで購入した強い絆が多くの共感を呼んでいます。2019年に出版された韓国では今も重版が続き、日本でも翻訳が出版されました。ネコ4匹、そして近所の友人たちと楽しく暮らす彼女たち。日韓両国で「理想的」と支持される暮らしの楽しさや苦労を、著者の2人に聞きました。(文:安仁周)

  • 自分らしく生きていくためのヒントあり? “シン家族もの”エンタメ作品4選
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    an·an / July 18, 2021

    従来の家族制度に縛られない、“ゆるやかな結合” 近年、家族という概念を揺るがす関係性を描いたエンタメ作品が増えていると、小川知子さんは語る。 「安らげる関係であるはずだった家族が、夫婦だから、親だからといった固定観念によって息苦しさが生まれ、関係が行き詰まってしまった事例が、現実に多く存在します。しかし、与えられた社会的役割を一度解放してみたら、うまくいく場合も。また、戸籍上他人であっても血縁でなくても、支え合う自立した個々同士が、ゆるやかな形で集まった共同体を家族として捉えるという流れもあります。そんな既存の制約にとらわれず、多様な家族のあり方を描いた作品に、長い人生を自分らしく生きていくためのヒントがあるはず」

  • 7月に読みたい「韓国文学・エッセイ」3冊【GQ読書案内】
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    GQ JAPAN / July 13, 2021

    この数年で韓国文学・韓国エッセイの人気はすっかり定着し、毎月のように現地の話題作が翻訳・刊行されています。今月は、比較的新しいものから3冊をご紹介します。 ベストセラー作家の最新作 韓国でも日本でも大ベストセラーとなった『82年生まれ、キム・ジヨン』の著者、チョ・ナムジュさんの最新長編小説『サハマンション』の邦訳が、先月刊行された。 今回の舞台は「タウン」という「世界でいちばん小さくいちばん異常な」都市国家にある、住民権も在留権も持たない最下層の人々(=サハ)が住む「サハマンション」だ。密入国者や老人、女性、子供、性少数者、障害者といったマイノリティたちが、ディストピアの底辺で助け合いながら、強固で不条理な社会に抵抗し生きていくさまが描かれる。 30年前に起きた民衆による革命「蝶々暴動」の結末や、謎の新型呼吸器感染症の流行など、物語の中の事件の描写はなんだかリアルで、読んでいて心がざわついてくる。物語の不穏さに、最初は恐る恐る読み進めていたが、徐々にスピードを増す展開にハラハラしながら、最後は一気に読み終えた。こんな作品も書けるんだ、と、著者の魅力をさらに感じることができる1冊だった。 「サハマンション」は想像のつかないディストピアではなく、すでにこの世界のどこか、もしかすると意外と近くに存在するのではないか、と思えてならない。

  • 「あたしだけ何も起こらない」と感じるアラサー女子へ贈る、共感度100%の韓国エンタメ5作
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    キネマ旬報 / September 06, 2021

    「あたしだけ何も起こらない」と感じるアラサー女子へ贈る、共感度100%の韓国エンタメ5作 アラサー女子の焦燥や心のモヤモヤを赤裸々に吐露したエピソード満載で贈る、韓国エッセイ『あたしだけ何も起こらない “その年”になったあなたに捧げる日常共感書』(ハン・ソルヒ=著、オ・ジヘ=イラスト、藤田麗子=訳/キネマ旬報社刊)。6月に発売された本書の内容にちなんで、女性の生き方の苦悩を描いた共感度100%の韓国エンタメ(ドラマ、映画、本)をご紹介します! 1.韓国エッセイ『あたしだけ何も起こらない “その年”になったあなたに捧げる日常共感書』 あたしだけ人生何もない、と感じるすべての女性に贈るバイブル 韓国で最長寿シリーズドラマ『ブッとび!ヨンエさん』の脚本を手掛けるハン・ソルヒ氏が40代を目前にして、自らの若き日を振り返り、年齢を重ねることで生じる人生への不安や、結婚も出産もしない自分自身と、周囲の人を比べて感じる焦燥など、アラフォー女性の“遅刻人生”への赤裸々な想いが吐露される共感度100%の共感イラストエッセイ。30~40代女子の飽くなき疑問と焦りにそっと寄り添い、“自分らしく生きる”人生の選択を応援する1冊。

  • 人生やりたいこと全部!YOLO LIFEを生きる
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    Spur / September 13, 2021

    パンデミックを経て、価値観が変わった今。人生やキャリアを見直し、"理想の生き方"を実現する人々が社会や経済を動かす「YOLOエコノミー」と呼ばれる現象が話題だ。米国のヒップホップカルチャーに由来した言葉「YOLO」とは「You Only Live Once(人生は一度きり)」の略語。不確定要素の多い時代だからこそ、人生を諦めない!という志を持つ10名に今最もやりたいことを取材。そのエピソードをもとにファッションストーリーに仕立て上げた。ポジティブな未来予想図にワクワクしてくる!

  • 「結婚」か「独り身」かの二択じゃないーー韓国女性ふたりが伝える新しいライフスタイル
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    FRaU / November 14, 2021

    40歳を前にした女性二人が一緒に暮らす。それも、マンションを共同で購入して――。ひと昔前だったら驚きをもって受け取られたであろう「結婚を選択しない」この暮らしにいま、日韓の女性たちから共感の声が集まっている。 『女ふたり、暮らしています。』は、韓国の人気コピーライターのキム・ハナさんと、元ファッション誌編集者のファン・ソヌさんが上記の暮らしを実践し、猫4匹と近所の友人たちと楽しく過ごす日々をそれぞれがリレー形式のエッセイとして綴ったものだ。

  • 韓国文学を貫く“浩(ひろ)かさ”の正体を探る──ファン・ジョンウン著『ディディの傘』ほか 【VOGUE BOOK CLUB|中村佑子】
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    VOGUE JAPAN / October 29, 2021

    近ごろ、寝る前にベッドのなかで読む本の多くは、韓国の女性たちが書いたものだった。子どもを寝かしつけたあと、疲れた脳を抱え、薄く灯した光のなかで追っていく感情の流れとしては、昨今の韓国文学のなかに潜む何かが確実に私を癒していったのだ。何か一つのジャンルを囲って、統一的に述べたいわけではないのだが、韓国という隣国への憧れとも言える感情を育てていた、ここ数カ月の自分の読書体験を、今日はここに書き綴ってみたい。